私たちの　新チームの練習が始まって高校野球にとっていちばん
大切な夏休みの練習がほとんど監督不在の自主練習
今だったら　責任教師もいなかったのでめっちゃ問題になる(笑)　

楽な練習で喜んでいたのが　誰とはなくこんな練習でいいのか？
と言いだした　
私たちの同期のいいところはここなんですよね
みんなめっちゃ野球はへたなんだけど　自分自身でいろいろ考える
どうしたら強くなるのか　どんな練習をしたらいいのか
そういうことをみんな　自分で考えるところが今となっては
よかったのだと思います

そして　そのような練習に対しての　みんな悶々としていたころ
わたしは　学校からの帰宅途中に　偶然あるＯＢの方に出会います
そのＯＢはうちの学校では超有名　しごきまくった赤鬼と呼ばれた
元コーチでした

それで　その元赤鬼コーチに　今　先生も不在で指導者がいない状態で
練習をしています
もし　都合がつけば僕たちのコーチに来てもらえませんか　と伝えた

赤鬼コーチ　めっちゃ喜びましたねえ(笑)
だって　あまりにしごくので　先輩ＯＢ達ほとんどが嫌ってましたもん
それが　生徒からコーチに来てくれないか　って要請したのですから(笑)

その後ＯＢ会ができてから　他の先輩ＯＢの方々はその赤鬼コーチに
近寄りもしなかったですが　私たちだけは和気あいあいとして
本当にかわいがってくれました　

赤鬼コーチ　Ｓさん　がグランドに出てくれるようになってから
練習らしくなり活気も出てきました
ただし　部員はたったの１３人でしたけどね(笑)