倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

私が高校野球から離れた理由   3

選抜大会が終わってから 先生を辞めたという理由を本人から聞こうと
待っていましたが  全然連絡がありません
なので 私から電話して学校に会いに行くことにしました


監督室で二人で会って 私は 先生辞めたというのは本当か? と聞きました
ハイ 辞めました  3月末で辞めました  って


私はそれを聞いた途端に  いや それって いちばん先に俺に言うのが筋やろ! と
言いました
というのも 元従業員監督の先生を辞める って話しは 
監督の周辺にいる人や野球部スタッフだけでなく私のまわりの人は皆聞いていて 
私だけが知らなかったのです  私だけが蚊帳の外だった っていうことです


そんな大事な話 俺に言うのが筋や!  ともう一度言うと
監督が そんなん 言わなあかんのですか? って言うではないですか!


私は激高して  俺は お前が先生になりたい 先生になって高校野球の監督に
なりたいというから うちで働くか? って協力したし これまでも応援してきた 
今のこの監督という最初のきっかけは俺との関係やろ と 監督は黙って聞くばかりで
何も言いません


そして それだったら先生を辞めたお前にはこれからはもう応援できへんわ と
言って私は監督室を後にしました
本当はもう少し冷静に そうしたら今後の生活 収入はどうするつもりやと
聞くつもりでしたが あまりに腹が立って 出てきてしまいました(笑)


監督が現役高校生の頃から応援してきたので 約30年です 付き合いは
その30年の関係 たった一言 そんなん言わなあかんのですか で終わりました


私はその時に思ったのです
お世話してやったと偉そうに言うつもりはないです
でも やっぱり 私にいちばん先に言ってほしかった
どうしても先生という職業から離れたいとか 相談を受けていたら
今でも 応援していたかもしれません


でもそんな大事なこと 世間でいう 筋を通すということがわからなくなってしまう
そんなこともわからなくなってしまう高校野球の監督ってなんなんや?  と


今年のセンバツ出場で 監督は一躍有名人になり ネットや新聞でもてはやされました
もう監督のまわりの人間はイエスマンばかりです
意見を言う人間は私ぐらいでした
監督にとって 私という存在は 鬱陶しい 人間だったのだと思います


そうそう 野球部の監督がなぜ 先生でないとだめなのか
もう一つの理由  それは学校にいれば 授業で生徒の人間性がわかるからです
それに 他の先生からもいろいろ話は聞くと思います  他の先生の時の授業態度とかです
野球だけではないんですよ  やっぱり教育の一環ですから



とにかく この元従業員監督もそうだし 現母校の野球部監督もそうだけど
私からすれば 子供たちよりも自分のこと
自分が監督をしたいから やっているというふうにしか思えなくなってしまった
子供第一ではないんです


先生辞めます  そして野球部監督も辞めさせてもらいます  だったら
それはそれで筋が通ってます
でも 先生は辞めます  でも野球部監督はそのまま続けます って
そんな勝手な話はないです  
 


高校野球の監督って 甲子園出場したら 監督はいい人 すごい人 って
人間性までいい人間に周囲から思われる
そして 勘違いして 自分はえらいんやと思ってしまう
まあ 小さいプーチン 小さい習近平 みたいなもんですな  アホくさ(笑)


そう思うと もう高校野球自体が嫌になってきて それからは一切行かなくなりました
離れてみると 全然興味がなくなり(笑)
今はゴルフスイングを追及している方がよっぽど楽しい スコアはともかく(笑)


野球は プロ野球オリックスバファローズを応援している方がめちゃくちゃ 楽しい
中嶋監督の選手の使い方 育て方 それを意気に感じて頑張る選手たち
その方が よっぽど高校野球らしいです(笑)


子供たちには 魂の野球をさせている  てなことを新聞記者に言ってましたが
私からすれば いや肝心の監督が 魂が入っていなかったということです


そのような人間になってしまったということ 残念です 本当に残念です(涙)