倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

退職決定的原因その2 千趣会断る

一蔵どん  そりゃ あんた今でも薩摩の人に嫌われてるはずやわ。。。(笑)


ということで
証券業界でいちばん大きな会社  ガリバーの野村證券
別名 ノルマ証券(笑)
この証券会社のお得意顧客 昔から代々続く酒造メーカーがあった
新規開拓を試みるも なかなか会えず  っていうか
このような会社の社長にすぐ会える方がおかしい


私も営業経験を積むことによって だんだんわかってきたのが
新規ですぐ会えて いろいろ話を聞いてくれる社長さんほど
いい顧客にはならないということ
逆に なかなか会えず はじめはボロクソ言われたりする方が
後々 いい顧客になったりする


今 全然ちがう業種で営業をしているけど やっぱり基本はおなじ
すぐ注文くれたりすると要注意 紹介客は別だけど


そうしてなかなか会えなかったその酒造メーカーの社長さんだけど
何回か行っているうちに 会って話を聞こう ということに
そして名刺交換させてもらって 今度いい話があればまた会って
みようと 言ってくれた


そうして半年ほど過ぎた頃 その社長さんから逆に私宛に
電話がかかってきた
びっくりして電話に出ると ちょっと提案があるから聞いてほしいと
すぐに 飛んでいきました
なにせ むこうは野村證券のお得意客 これは絶対にものにしたい と
思って社長の話を聞きに行きました


その社長が言ってきたのは うちの商品(お酒)がモンドセレクションと
いう賞をとったので その当時通販大手だった千趣会に載せてもらうように
会社に掛け合ってほしいと いう話でした
千趣会はうちの証券会社と深いつながりがあって それを社長がよそで
聞いたので うちに頼みに来たのでした


うれしかったですねえ よその証券会社の超お得意客が
この私に頼みに来たのですから ここでこのはなしをなんとか
ものにしたら 後々株取引してもらうのは確実!


急いで帰って 支店長にその話をしました   が。。。
なんと 支店長はなんでそんなはなしに私が動かなければならないの?


との返事


いや 支店長 むこうさんが頼みに来てるんですよ
この話で 社長に恩を売っとけば 後々取引してくれるかもしれないんですよ
と食い下がりましたが なしのつぶて
突貫小僧は突貫小僧でした 今でもその光景は覚えています
忘れられない ほんま腹が立って っていうか あきれかえって
なおかつ 情けない 涙出そうでした



こんな奴が支店長でいるかぎり この会社の未来はないわ
ぜったいに辞めてやる! こころのなかで誓いました(笑)


後日 社長にあやまりに行って それ以降社長とは連絡が取れなくなりました
あとから聞いたのは 従業員持ち株会を開設したとのこと
従業員持ち株会は 定期的に給料から株を買ってくれるので
証券会社にとってはすごくいい取引です


開設口座はもちろん 野村証券で。。。。
あたりまえですよね(涙)