倒産社長のちまちま株式投資日記

経営する会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で株式投資をする日記

手振り

大阪証券取引所で売買を取り扱う 市場部に配属された私です
今でこそ コンピュータで自動売買されている取引所ですが
当時は めっちゃアナログ それもびっくりするぐらいの
アナログ!(笑)
ひと と ひとが手振りで売買をするというやり方でした


まず 銘柄(会社名)を手振りで示して あと 売り買いの金額
そして株数 を指示して それを場立ち と言われる人が
仲立ち会員という証券会社に 発注して売買をするという仕組みでした


配属された新人は 場立ちとして まず手振りを覚えなくてはいけません
最初は 覚えるのに時間がかかって 先輩からよく怒られました
なぜ 時間がかかるかというと 会社名を知らないからです
何千とある 会社名 銘柄を知らない ということは
最初の銘柄を手振りで示されても なにを言ってるのかわからず
不安なまま 手振りをみるので 余計にわからなくなってしまいます


最初の頃はよく先輩から怒られた私ですが 銘柄を覚えていないから
わからないのだとわかってからは 通勤の途中や 寮へ帰ってから
一生懸命 日経新聞の市場欄を見て銘柄を覚えました


そうすると だんだん手振りがわかってきて 仕事がスムーズに
いくようになりました
手振りって言っても そんなに難しいものではなく
たとえば ワコール 女性下着の会社ですが
手振りでは ブラジャーの格好をします  これほんまです(笑)


新日鉄は 昔 八幡製鉄だったから 八の鉄
数字で八を示して 手を指す  
こんな感じです(笑)


取引所の中では 約1000人ぐらいの人が働いていたので
最初に場立ちを呼ぶときに声を出すのですが
それがまたよく通る声でないとダメなので このときも
野球部で鍛えた 声が役に立ちました (笑)