奥川君の涙
U-18 4番を打っている石川君 木製バットにきっちり対応していますね
すごいです グリップエンドが体から離れないのがほんといいです
ということで
うちの野球部の (従業員だった監督の野球部)引退した3年生のAに
先日 会ってちょっと話した
どう? 夏の大会 負けた瞬間 あたま 真っ白になったやろう?(笑)って
聞いてみたら 真っ白になりました って返事(笑)
私はそのAに でもなあ この経験って学校で授業受けてるだけでは
絶対に経験できへんやろ そやから 高校野球ってえーねんで って言うと
Aは笑いながら そうですよねえ って笑って答えた
Aは特に私が見る限り この3年生でいちばんバットを振り っていうか
自分から寮に入って 下級生とともに夜のティーバッテイング
努力の塊みたいな子供だった
それだけに 優勝候補の一角と言われながら 負けた時は
めちゃくちゃ あたま真っ白になったと思う
でも高校野球の本質ってここやと思うんですよ
さっきも書いた通り こんな経験やろうと思ってもなかなかできないですよ
智辯和歌山対星稜の試合 ほんといい試合だった
私の予想は 智弁の投手陣ががんばって接戦に持ち込めれば 奥川君の
疲れて甘くなれば智弁の各打者は打つのではないかな って思ってましたが
奥川君は予想をはるかに超えたいいピッチャーでした
その勝利した星稜の奥川君が試合後にみせた涙 うちの子供たちと舞台は違えど
経験した本質は一緒だと思うんです
こういう経験なんて なかなかできないですよ
でも これって甲子園出場 甲子園での勝利を追求したからこその
感情なのではないでしょうか
うちの野球部員は甲子園出場したいと懸命に練習してきたからこそ
負けてあたまが真っ白になり 涙した
奥川君は甲子園で絶対に負けたくないと思って懸命に投げたからこその涙
どちらも 目標に向かって頑張ったからこその貴重な経験だと思うんです
だからこそ はなしは変わるけど 大船渡の監督采配はわからんのですわ
くどいけど。。。。(笑)