取引先に資金援助を頼みに行ったときに　紹介してもらった
ある会社の役員Ａさんに帳簿書類を精査してもらったところ
やはりこの状態では資金援助をできたとしても今の会社を
存続させるのは難しい　と言われました

難しいといわれても　この時の私はどうしたらいいのか
わからない　もし倒産となればどのようになるのか
仕事はどうなる？　お客様に迷惑がかかるのでは
自宅はどうなるのか？　
わからないことだらけ　不安ばかりがこころの中で募っていきました

まあ　当たり前ですよね　ほとんどの人は倒産廃業　破産なんて
経験しないんですから
それでも　考えた挙句　もうその役員の方にお任せするしかないと
思い　今後のこと倒産　破産ということを決断して手続きをお願いしました
（そうしないと　その月の約束手形が不渡りになる状態でした）

それから　そのＡさんの紹介で　ある弁護士を紹介してもらいました
その弁護士先生をさがすときに　Ａさんは　できるだけこちらの意向で
動いてもらう弁護士先生をさがす　と言われました

こちらの意向で動く　とはどういうことなのか？
その時はさっぱりわからなかったのですが　あとあとそのことが
重要なことになるのがわかりました

紹介してもらった弁護士先生とＡさんから　だいたいの　破産までの工程を聞き
まず　債権者に破産手続きに入った　という通知を出してもらいました
これで　債権の取り立ての電話は来なくなりました
こころに引っ掛かりはあるものの　少しほっとしたのも事実ありました

少ししてから　Ａさんから債権額が確定するまでに　売り上げ金を集金した
ぶんから　当面の生活費を取って　あとは　迷惑かけた取引業者に
債権額の約１０/１ぐらいを持って　１件１件　謝りに行ってきて　と
言うではないですか！

えー　そんなこと　絶対に無理ですよ！
第一　そんなこと　やったら破産手続きなんてできるんですか？　って
言ったのですが　まあ　とりあえず　みなんさんに謝りに行ってきたほうが
いいから　と言われ　しぶしぶ　こわごわ　債権者の取引先
１件１件　廻りました　
それこそ　刺されても仕方ない　っていう覚悟で。。。。