倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

大手証券を信じない理由 その2

まえの記事にも書いたように 大手証券は法人部というのが
あって 法人の資金調達などのお手伝いをしたり
あと 証券市場に上場のお世話をしたりする部署です


わかりやすく言うと たとえば トヨタが100万株の公募増資を
するとなると 証券会社がその公募株を顧客に買ってもらうように
する部署が法人部です
100万株ともなると 小さい証券会社ではとても手に負えない
株数なので どうしても大手証券になるのです
(現在はどうかはしらないけれど)
そのお世話をする 証券会社を 幹事証券といいます
四季報に載ってます
主幹事 ○○ 幹事 ○○ てな具合です


公募増資の注文を受けると 株数が株数なので莫大な手数料が入ります
それ以外にも いろいろ手数料が入っていたと思います
法人部になんか配属されたことなかったから はっきり知らんけど。。。。(笑)


個人営業でいくら頑張っても とても太刀打ちできない手数料の金額が
入るのです
しかし その100万株を実際 顧客に売るのは個人営業の社員なのです


結局 そうやって 指数割のノルマをこなさなくてはならないのが
私としては いちばんしんどかった
よく 証券会社の社員だったら 儲かる銘柄を知ってるんちゃう? って
言われるけれど このことのように法人部があって 個人営業部が
ある証券会社は 法人部の玉の手当てをしなければならないので
相場観なんて ぜんぜんなかった  っていうより
相場観をもっていると 大手証券の営業なんてできない
(私から言わせると 法人部の手柄を個人営業が手助けしている感じ)


だから 株式投資は大手証券の勧める株は信じられないのです
会社側からすれば 莫大な手数料が入る法人営業の方を
重視するのは当たり前  
だから 法人営業部と個人営業部そもそも両立しない って
私は思ってます


ネット証券で口座を作って 自分で勉強して 時には損切りを
経験し(笑) また大儲けを経験した人の方が株のこと  
いや 投資のことを 絶対にわかっていると思います 


投資は自己責任の世界 自分で調べてそして相場に投資をする
当たり前なんだけど やはりそれがいちばん大切だと思うんです。。。。