親御さんも辛い
先週末 野球部キャプテンが会報の載せるチーム紹介の挨拶文を
私にメールで送ってきた
書く前に キャプテンに今の気持ちを正直に書け とありきたりな 頑張ります!
みたいなことは書かなくていいから 本音を書いてくれと言っといた
読んでいて 涙が出そうに 書いている文章が今までのどのキャプテンよりも
しっかりとした文章で 今の気持ちを率直な気持ち 素直な文章で書いていた
毎年 この時期は夏の大会に向けての仕上げ 練習試合バンバンやってる時期
それで練習試合を見学している親御さん 特にお母さんにいつも言うことがあって
あと少しでで高校野球も終わりやなあ もう弁当作らんでえーな って
わざと言うと ○○さん 私どうしよう 高校野球終わったら なにしていいんか
わからんわ 朝早くから起きて子供の弁当作って送り出す それが当たり前
そういう生活を 小学校からしてきたのに 終わってしまったらなんか 抜け殻に
なってしまいそうや。。。。
ってほとんどの親御さん お母さんはそういうふうに言う
高校野球の3年生の大会は 小学生の頃からスポ少の野球チームに入り
その時から甲子園出場をめざしてやってきた
子供だけではない 親御さん 保護者も一緒に甲子園出場という夢を見て
家族旅行なんかも行かずにそういう生活を何年も子供と過ごしてきた
ほとんどの選手は足掛け約10年もの野球生活の集大成でもある
高校3年間だけの大会ではない その大会が中止となった今
だから 長年そばで観てきた私は 今年の保護者の方の気持ちが痛いほど
わかる
今 保護者の方たちは なんとか県大会だけでも開催してほしいと 嘆願書に
署名してもらいにまわっているそうだ
県大会だけでもなんとか開催してもらって 子供たちの気持ちの踏ん切りを
つけさせてあげたい
そして保護者 親御さんの気持ちにもこれで区切りをつけさせてあげたい
そういうふうにつくづく思います