倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

ロクイチ国債

息子たちに投資を教えてから 特に長男はすごく興味を示し
自分で勉強して せっせと米国株ETFを買っている


会社を辞めたい と言ってうつ状態だったのが 今や残業代のすべてを
投資にまわすから 残業代の苦痛はなくなったみたいで
親としては 投資を勧めて本当によかったと思っている



ところが それを私の母親 長男からすればおばあちゃん に言うと
そんな株式投資なんかやっても大丈夫か 止めさせなあかんとしきりに私に言ってくる
母親からすると 株式投資=ばくち なんよな


そんなことはないといくら説明しても全然ダメ 聞く耳もたない
それで 私が言うのは お母ちゃんの時代は銀行預金の金利もよかったし
郵便局なんか10年預ければ倍になって返ってきた時代
今はそんなことがないから 投資というものを教えているんや と




タイトルのロクイチ国債 これでピーンと来た人はかなりの相場通です(笑)



私の親ぐらいの世代の人は 投資の勉強なんかしなくても十分な利息が
あった時代



私が証券会社の営業をしていた頃 このロクイチ国債が売れずに難儀した
なぜ売れなかったのかというと 金利が低かったから
年 6.1%でも金利が低いと言われていた時代
このロクイチ国債が大量に売り出された後 金利が上がり ロクイチ国債は暴落
額面よりかなり安く買えたので 額面で買うお客さんなんていなかった
確か このロクイチ国債を処理するために 中国ファンドができたと記憶している


うちの母親が若い頃に過ごした時代は このような時代だった
だからほおっておいても貯蓄額が増えた時代の人には 投資はばくちと同じに見えるん
だろう
でも もう少し今の若い人たちのこの状況をわかってほしいと思うし
やっぱり投資の勉強をして 金融リテラシーを身につけておけば
今 騒がれているTKO木本みたいな話には乗らないと思うんだけど。。。