倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

株式投資の魅力とは

私が以前勤めていた証券会社に入社したのが昭和50年4月
高卒なので 配属されるのは最初は営業ではなく事務職
確か初任給は75000円ぐらいやった


最初に配属されたのは 株式部市場課 
当時は超アナログの株式市場  株の売買を手振りでやっていた
テレビでよく出てくる 場立ち そして手を振るやつです(笑)


株式市場は業種別に分かれていて 私が最初に受け持ったのは
電機メーカー そして金融とか
京都セラミック  島津製作所  大日本スクリーン 日東電工  任天堂
立石電機なんかもあった
これみんな当時の社名です


先日 テレビを見ていて ニットーという会社がCMを流していて
これって 昔の日東電工かな?  って急に思ったんです
実際その日東電工ではなかったかもしれませんが


それで今現在日東電工ってあるんかなっておもって  株価を調べてみると
なんと8500円ほどの株価に


というのも 私が場立ちをしていた頃の株価は確か700円~800円ほど
先に書いた 今の社名で言うと 京セラ 島津製作所 スクリーン
任天堂 そしてオムロン(立石電機) こういう会社の株価って
ほとんどが700円前後でした
京セラぐらいかな 2000円ほどだったのは


それが 今の株価は7000円とか8000円とか
それも 無償増資や株式分割を入れての株価
任天堂なんか去年10分割しているので 実際の株価は50000円以上
私が場立ちの時は500円ほどだったかな(笑)



私が証券会社社員で場立ちをしていたのは約50年ほど前
でも その当時株を買って ずーっと持っていれば けっこうな資産に
いや莫大な資産になっている
もちろん 全然ダメだった会社もあると思うけど でもそれ以上に
成長する会社は 成長したということやなあ と


そう思うと 株式投資というのはやっぱり魅力があるということ



ってここまで書きながら  私が社員だった証券会社の株価をみてみると
当時とほとんど変わらず 今現在 600円ほどです
バブルの時には3000円を超えていましたが


つまり成長していないということ  対面の証券業がいかにダメだったと
いうことを証明しているようなもんですね(笑)