倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

さらば ワールドリートオープン!

昨日の緊急事態宣言での安倍首相の記者会見 なんだかなあ
そんなに切羽詰まってるんだったら もっと早くだせよって
私的には 日本医師会が出してくれって要請した時じゃないかな って
思ってます


ということで



私がちまちま 端株の株式投資をし始めた頃 同じ投資をしている
人妻の友達(笑) が 私は今ワールドリートオープンという投資信託に
資金を入れていると教えてくれました


1口5500円程で毎月配当があって 1口につき70円配当がある と
彼女は言ったんですね
5500円で毎月70円! 70円×12ヶ月 =840円!
840円÷5500円=15・27%!  めちゃくちゃ高利回りやんか!(笑)


私が証券マンだったころ 約30年前はこんな投資信託はなかった
毎月配当! なんじゃそりゃー!ですわ
特に 高利回りの投資先はアメリカの不動産物件に投資しているから
(実際は 米国リートのマザーオープンに投資する)
高利回りの配当ができるということらしい
信じました!(笑) こりゃあ えーわ っていうことで毎月毎月 ちょっとずつ
このワールドリートオープンを購入 もちろん配当もでるのでその資金で
また購入 何年か後 結構な金額 そして口数に


この投信 ワールドリートオープンという名前なので もちろん為替に
左右されるんですね
私が一生懸命 買っていた頃の為替は 1ドルが80円台 こういうことも
あって 余計にたくさん買ったんです
もちろん これから円安になった時は基準価格が上昇するだろうし


でもねえ 知らなかったんですよ 信託報酬という言葉 わかりやすくいえば
管理費みたいなもん  
このワールドリートオープンの信託報酬は 1.7%!
1.7% たいしたことないやん って思いがちですが これって10年間
持ってると 17% つまり100万円で17万円もとられてしまうということ


このことに気が付き そして アベノミクスで為替が円安に動いたとき
このワールドリートオープンの基準価格がちょっと上がっただけであまり
動かなかった 
私としてはもう少し基準価格が上昇すると思っていたんです
それで タコ配(投資元本を切り崩して配当すること)って承知の上で
投資していたのにこれでは今後基準価格が下がるばかりだろうと


そういうこともあって 徐々に手放し解約 そしてETFに切り替えていきました
ワールドリートオープンは毎月70円ものタコ配ですから ETFに切り替えると
毎月の受け取る配当 当然少なくなっていきました
でも ETFは法律上 タコ配はできない仕組みですし 信託報酬も格段に
安いですから 財務体質的にはETFの方が健全です


徐々に解約していったのですが 買った時は毎月70円の配当 それが今現在10円!
基準価格 5000円だったのがこのコロナショックで直近2200円台だったのが
暴落1300円台に
全然上がらないけど 下げる時は同じように下げますわ(笑)
そして純資産が5000億円あったのに 現在たったの10億円に
そりゃ そうなりますわな
もちろん こうなったのは 金融庁が毎月分配型はよくないと キャンペーン?
みたいなことを言ったのも原因のひとつだと思いますが


でも これだけ信託報酬が多くてそしてタコ配していれば 基準価格は
上昇することはないです
この投信を紹介してくれた 友達の女性にもこれはもうやめて ETFに
切り替えた方がいいよ と伝えたのですが どうもそのまま持っていたみたいで
その後はどうしたのかわかりません
結局利回りは 10年程で1%台になっちゃったんじゃないかな


先日 最後の残骸の8万口 っていっても8000円ほど(笑)
これを処分して 外国リート(2515)というETFに切り替えました
最後で約6000円ほどの確定損が出ましたが 約8年ほど保有していたので
実質的には損ではないし利回りも悪くないぐらいで処分したと思います


ちゅうことで ワールドリートオープン 長く保有してこれで勉強させて
もらいました お疲れ様 お世話になりました!(笑)