倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

バブル崩壊で消えていった


証券会社を辞めるとき 30歳手前の私の年収は約600万
そんないい会社をなんで辞めるん? と周りの人からさんざん言われた 



超強烈ノルマのストレスで血便が出まくって 十二指腸潰瘍になり 胃カメラ飲みまくり
半分うつ状態になり  日曜日のサザエさんが始まる頃には完ぺきに落ち込む
これ以上会社にいたら ほんとおかしくなってしまう
からだもこころもおかしくなってしまうと思いました
それに こんなことして(営業)これが本当に社会に貢献しているのか って
辞めた理由のいちばんがこれでした



先日NHKの番組でバブル時代のことをやっていた
私が会社を辞めてから バブルが始まった
私の証券会社時代の同僚は 1回のボーナスが400万だった と言っていた
もらいすぎて人生破滅しますわ(笑)


実際 ストレスから毎晩飲みまくり そして社内不倫しまくって って
そして大病を患う
私の証券会社時代の知り合いは ほとんど死にかけるほどの病気を患っている


番組で バブル時代に超モテまくった女性がバブルがはじけるとひとり またひとりと
消えていったと言っていた


私のまわりでも 消えていきました
3人が自殺です  ノルマに苦しんだ後輩はまじめな性格が災いして自殺
他社だったけど 野球関係でお世話になった先輩が会社の自己売買で大損して
責任を感じて自殺した  など


直接は知らない人だったけど  ある証券会社の当時部長だったかな
株式市場ではけっこ有名な人で 取引所に顔を出していたのでうっすら覚えている


その部長は 殺人事件に巻き込まれ コンクリート詰めにされて殺された
後にコスモリサーチ殺人事件と騒がれた


人間って やっぱりあぶく銭を持ったらあかんのですわ
いきなり大きなお金を持ってはいけないんですわ
証券会社を辞めてから 仕事していた周囲の人間でこれだけ血なまぐさい話しに
なる業界ってほんまおかしいと思った


そんな世界から 足を洗って普通のまっとうな商売をしている方が
例え年収が少なくても幸せやとつくづく実感しています