倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

信用残

ブログを見ていただいてる人から 先日 デジアーツの記事の中で
信用の取り組みがいい ということはどういうことなのか って
聞かれたので 少し説明させていただきます


信用残の取り組みがいいというのは 信用取引で空売り
(株を借りて 売りから入ること)
の株数が多く また買い残が少ないということです


株価というのは 需要と供給で決まるので
いくら いい会社であっても 買う人がなければ株価はあがりません
売り残が多いということは 売りから入る  つまり
将来は買い戻す ということになります


買い残が多い ということは将来売ります ということになります
なので 買い残が多いということは 一見買う人が多いので
いい銘柄 って思われがちなのですが 将来売りますよと
言っているようなものなので 買い残が多いと株価は低迷します


デジアーツの場合 今日現在の取り組みは(ヤフーで調べた)
売り残が 87700株 買い残が56700株
売り残の方が多いのです
将来 売る株数よりも 買い戻ししなければならない株数の方が
多いということになります


それに 今年の4月20日現在で 買い残が21万株あったのが
56000株にまで減少しています
株価が上昇したので 利食いの決済売りが出たのだと思います
こうなると 空売りしている人は苦しくなるので ますます
株価が強いトレンドになりがちです
(全部が全部そうとは言えないですけど)


株価はいくらいい会社であっても 先に言った通り需要と供給で
決まるのでこのような信用残の動向を見るのも大切だと思います


ちなみにみずほFGぐらいの大型株になると 売り残が約2000万株
買い残が16200万株となっております
桁が違いすぎる。。。。(笑)
このような大型株の場合は 短期で空売りしたらけっこううまくいくんですけどね
(ただし 2~3円抜き)


私は元来 へそ曲がりな人間だったので 証券営業していたとき
顧客にこういった空売りを勧めたかったのですが 会社がそれを許さず
信用取引とは 買いだけでするもの との方針だったので
それも 証券会社を退職するひとつの原因になりました