倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

投資資産が増えて 商売の難しさを知る

今年になってそれも先月ぐらいから投資資産が急激に増えている
毎日 何万円って単位で増えている



うれしいんだけど なんか心に引っかかっている
コロナ禍で商売がうまく行かないで苦しんでいる人が多いのに 
それに 私自身も倒産する前 過剰設備投資で毎月毎月 資金繰りで苦しんだ
あれは何だったんだろう って思う


商売も最初の頃 儲かった
もっと儲けよう もっと大きな会社にしようとして設備投資して従業員を雇って
でも儲けようとすればするほど 運転資金が多くいるようになり
だったら もっと売り上げを伸ばそうと 
なんか 前向きに頑張れば頑張るほど 深みに入って行ってしまったような
もがいてもがいて 必死に働いて でも毎月毎月資金繰りで苦しんだ


何だったんだろうと思う
確かに そりゃ経営じゃないよな って言えばそうなんだけど
でも 個人で事業を営んでいる人の多くはそういうふうに思っている人は
多いんじゃないかな


できるだけ経営を身軽にして 余ったお金は設備投資じゃなくて株式投資に回してって
商売としては 守りに入っている 悪く言えば後ろ向きの経営なんだけど
でも この方が気も楽だし 実際うまくいってる



一般人 商売をしていない人もそのように思っているのか 去年12月末時点での
家計の金融資産は過去最高の1948兆円だったらしい
企業も過去最高の1275兆円



でもうまくいっていると言いながら 投資している株はあくまでも評価益
暴落すれば あっという間に無くなってしまう  砂上の楼閣や
それでも なんかうまく言えないけど 経営ってなんなんだ? って思う