倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

みんなのミュシャ

はっきり言って かんぽは死にました  
私たちの世代のおばあちゃんに当たるご高齢の方たちは 郵便局だから信用できる
って思っている人がほとんどだったのに こんなことしていたなんて
私が社員だった大手証券会社でもここまであくどいことはしてません


昨日テレビニュースで流れていたのは 毎月60万円の掛け金の保険に
知らぬまに契約させられていた
ひどすぎますわ  これじゃ これからは誰もかんぽ生命なんて契約しないでしょ
ほんま もう終わりです


ということで



先日 京都の博物館に行ってミュシャの絵 観てきました
ミュシャの絵って 私の職業に通じるデザイン的な絵を描く人  っていうか
今風に言えばグラフィックデザイナー的な画家で それで興味があったので
行ってきました    日本で言えば 若冲ですかね(笑)


京都文化博物館 京都三条の町にあるのですが 三条の駅から歩く三条の町
商店街 なんかごちゃごちゃしていていいですねえ これこそが文化
大好きです   再開発だけがいいとは限りません(笑)


みんなのミュシャ展っていうぐらいなので ミュシャに影響を受けた画家 漫画家
そしてゲームを作るデザイナーなども 展示されていました
私が若い頃に聞いた ピンクフロイド キングクリムゾン イエス などなど
アルバムのジャケットのデザイン こういうふうに見ると確かにめっちゃ影響受けている


また 名前は知らないけど りぼんなんかに漫画をかいていた女性漫画家の方たちも
それに ゲームのファイナルファンタジーをプロデュースした人たちも影響を受けた
と説明され そして展示されていました
うーん 100年も前にそういうデザインをしていたミュシャはやっぱすごいです 



ところで


全然わからなかった私でも こうして絵画や美術品を みているうちに感覚や感性が
研ぎ澄まされてきたというか 少しづつ見方が変わってきてなんか美術品の良さ
みたいなのがわかってきたような気がします
なのでテレビ番組のなんでも鑑定団   あれを見ているとけっこうあたります
にせもの 贋作かどうか(笑) そして鑑定価格も  ただし絵画か陶器ぐらいですけど


時々 おじいちゃんがこれは本物 間違いない! って言って画面をみると
えーーーーーーーーーーーーー!! って思うことがある(笑)
こんなんで本物か偽物かわからんのか って(笑)


私が思うのは にせものにだまされる人ってやっぱり絵や陶器の出来栄えではなく
お金の価値として骨董品を見てしまってるんじゃないかなあ って思うんです
やっぱり 人間の欲が美術品の価値を消してしまうんですよね(笑)


でも 美術品って私が思うのには 例えば絵画だったら その描いた人が
その景色などをみてどう感じたかを描いているか その一瞬の輝きみたいなものを
描けるかどうか
そして 観る人はそれを感じるかどうかだと思ってます
決して お金 価格ではない   って思ってます!(笑)