倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

人としての信用を取り戻す時間

このブログのタイトル通り 私は約10年前 リーマンショックの時に
経営していた会社を倒産させ 取引業者さんや従業員 社会に対して
迷惑をかけました



倒産して会社整理 そして破産手続きを完了した後も 自分自身鬱っぽく
なり 社会から必要とされていない人間じゃないのか って
思って 外出するのがちょっとおっくうになった時期がありました
こんな私でも(笑)


倒産したころは いろんな人から責められました
特にきつかったのが 弟の奥さん
弟には国金の借り入れの保証人になってもらっていたので 迷惑を
かけてしまったのです
(ただ 弟の保証人は私がなっていた)


倒産して1年ほどでしたか 弟の奥さんからきつく責められると この間
亡くなった親友のKによく愚痴をこぼしていました
私も自分自身わからず 長々とそのことばかりをKにしゃべっていたのでしょう


ある日 それを言うと Kが急に ○○ そんな話し もうするな
迷惑かけたのには間違いないんやから
いくら責められても仕方ないんや と言われ 目が覚めました


そうです このような状況を作ったのは自分自身
責められても仕方のないこと  この現実を受け入れるしかないのです


それからは なんかすっきりして 何を言われても別にどうってことはない
黙々と仕事をするだけだ と思い始めました
黙々と仕事して そしてコツコツと迷惑かけた業者さんなどに 少しづつ
返済していきました


それから10年 延滞していた税金は完済 業者さんへの返済もほとんどなくなり
今 仕事も順調で新しいお客さんを紹介してもらったり価格のきびしい取引の見直しを
させてもらっても 文句も言われず取引を継続してもらったり 
本当に有難く思っています


そしてこの頃 ようやく私としての 人としての信用が出来てきたのかな って
思い始めています  
倒産してから約10年 信用を取り戻すには相当な時間がかかるということ
私自身 信用といってもまだまだだと思ってこれからも謙虚に生きていこうと
思ってます