倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

破産管財人はめちゃくちゃ細かい先生

弁護士先生に破産申請するために 資産を整理してもらって
いよいよ 破産手続きに入るため 破産管財人の弁護士先生に
引き継ぎをしました


破産管財人というのは 裁判所が選任した弁護士のことで
私が最初に依頼した先生とはまた別の弁護士先生です


その破産管財人の先生が 運の悪いことに
県でいちばん うるさい むつかしい すごく細かい先生と
いわれていた人でした(笑)


最初に依頼した先生が ○○さん ついてないわ 破産管財人の
先生 いちばんむつかしいひとになったと わざわざ伝えに
来たぐらいでした


先生によると 破産管財人の先生もいろんな人がいて
ゆるい先生だと 少々ごまかしていても 破産宣告OKに
なるらしいです
ごまかすというのは 資産を隠す(結果的に残ってた)ということです


ところが わたしの担当になった管財人の先生は県内一
うるさいこまかい先生(笑)
でも なったもんは仕方ない 
ちゃんと挨拶をすませて 先生の指示通りに動いた


銀行の通帳残高0円をみて その管財人の先生は ○○さんこれって
ひょっとしたら 決算期末で1円の利息がついているかもしれない
これ持って 銀行に行って調べてきて  とか


自動車保険の証書をみて これって本当に資産がないのか
損保の会社の証明書 送ってもらうように言って
ってな感じです(笑)


この手続きに入ると 郵便物は全部 破産管財人のところに行きます 
なので 隠し口座でたとえば証券口座なんか作っていても
すぐわかっちゃいますし じぶんで隠れて商売していてなにかの
請求書とか 送られてきたら これはなに? みたいなことで
わかってしまいます
(まあ そこはめちゃくちゃ慎重にしましたが。。。(笑)


そんなかんじで どれぐらいだったか 半年ぐらいだったかなあ
管財人の先生の指示通り 正直に答えそして黙々と動きました


そんな細かい うるさい管財人の先生でしたが 破産宣告が
裁判所から認められた時 ○○さん これからまたがんばりなさい と
励ましてくれたのです
先生 本当にありがとうございました!(笑)