倒産社長のちまちま株式投資日記

会社を倒産させてしまった社長が少ない資金で投資しながら 日々思うことを書き綴る日記

奥さんの病気 7 女性院長との出会い

この頃 天皇皇后両陛下をテレビで見かけるたびに なぜか
涙ウルウルになるんですよね  
別に天皇崇拝者ではないですよ
でも見るたびに ありがたいなあ と 思ってしまうんですよね
歳ですかね。。。(笑)


ということで



こころの医療センターを強制退院してから 紹介状を書いてもらった
自宅から30分ほどの距離にある T病院に行きました
(知っていれば 初めからこの病院にすればよかったのに と
思いました)


初めての診察は朝一番に行って すぐに診察を受けようと思ったのですが
もう 何人か患者さんが待っていました
そして1時間半ほどしてからでしょうか ようやく呼ばれて診察室に


その病院は 院長先生が女性で 症状を聞くのにすごく時間をかけて
患者さんの話しを聞くため それで診察時間がすごく長くなるのでした


初めて診察してもらった日のことは忘れられないです
診察室に入って 院長先生は奥さんの身の上話しを聞くところから
始めました
精神疾患の先生で 身の上話しを聞く先生は初めてでした
兄弟は何人とか 生まれはどことか  そして今の状態を
聞きながら 子供は産んだん? って先生が聞くと
うちの奥さんは 3人産みました と答えました


3人!  すごい! 先生は すごいよー 立派やんか
3人も育ててきて お母さん頑張ったんやな~ って言ったとたんに
奥さんは みるみる涙が出てきて そのあと号泣しました


こんなこと言ってくれる先生は 初めてでした
私はこの時 こう思ったのです
精神疾患の医師で 周りの環境も聞かないで すぐ薬を処方する医師
その医者は絶対にダメだということ
それに 女性の患者はやはり 女性の医師に診てもらった方が
いいんじゃないかな って思ったのです


女性だけにしかわからない繊細な精神状態を こころの医療センターの
主治医みたいなおっさんにわかるはずがない
絶対ではないけれど 女性の精神疾患は女性の医師の方が
私はいいと思います


この院長先生と出会って すこしづつ 奥さんは変わっていきました
退院したあとも いろんなことが後々起きるのですが でも
こころの医療センターに入院していたころを思えば ぜんぜんましです